開放的なＬＤＫ空間に・・・

リビングダイニングに続く和室をなくし、広々リビングダイニングに。
キッチンもできるだけオープンに、対面キッチンのイメージでカウンターを取付けました。
廊下からの入口ドアも移動し、ＬＤＫワンルームの開放された雰囲気につくりあげました。

和室の押入が小上がりの書斎コーナーに・・・

和室の壁を取り払い、フローリングで仕上げ、広々リビングとしたその一角に書斎コーナーが。
もともとは押入と小さな床の間スペースだった場所に、階段と小上がりのスペースを造りました。

スモールスペースをいかに有効活用できるか・・・

細長く、間口が１間ちょっとの変形の洋室は、収納もなく、スペースをいかに有効活用するかが課題でした。
収納の既存の扉を撤去し、オープンなクローゼットコーナーに変更し、ベッドスペースとの区切りの壁には、本棚やＴＶ台を造りつけました。

できるだけ予算をかけずにどこまでできるか・・・

今回の計画は、あまり予算をかけずに明るくオープンな雰囲気に変えたい、というご要望でした。
ご家族数もお二人でしたので、２ＬＤＫの間取りを１ＬＤＫに減らして、オープンな間取りを実現させました。

キッチン廻りをできるだけオープンにしたい、とのことでしたので、既存のカタチを活かしつつ、できる限りの範囲で壁を撤去しオープン空間に。
不足しがちな収納スペースについては、カウンターを造りつけ、その下に背の低い食器棚を納められるようにしました。

ＬＤ隣の和室の壁もなくなったので、広々感は充実です。
将来的に、また区切りたくなった場合は、建具を取付けやすいように垂壁を残すなどの工夫も。
小上がりの書斎スペースの下は、収納になっていますので、来客用のお布団も収納できます。

全体としては、床の貼替え、壁・天井クロスの貼替え、建具の交換（新設）、キッチン交換、洗面の水栓金具交換という内容でした。
大きな間取り変更をしなくとも、明るく快適な空間づくりは実現できる、という実例でした。